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おやじによる
おやじブログ

2018.08.20不動産のこと

夏場は念入りに確認!アパートの共用部は清潔に。

こんにちは。

おやじ2人で毎日頑張って営業中の

不動産屋リアルト長野の樋口 正志  です。

 

 

暑い夏が来るとアパートの大家さんにとって

心配の種がまたひとつ増えてきますよね。

 

それは、稲川淳二さんの怖〜い話や大島てるさん系ではなく、

『草と虫』対策です。

 

管理をお願いしている不動産屋の手配で共用部清掃をしてもらっている物件も、

大家さん自らが清掃をしている物件も、

草刈りをしてもしても草はどんどん生えてくるし、

掃除をしてもしても廊下の電球は蜘蛛の巣だらけになり、

虫の死骸がたくさん落ちていたりします。

 

炎天下のなか毎日物件の清掃を行うのは大変なことですし、

管理をお願いしている不動産屋に頼むのにもお金がかかるしと悩ましいですね。

 

それにしても草ってどうしてあんなに生えてくるのでしょうか?

テレビCMで良くみかける「ラウンド〇ッ〇」をいくらまいても

次から次へと、どんどん生えてきます!

しかも駐車場のアスファルトの割れ目からも生えてくる始末で

草刈りにかかる時間と手間を計算したら相当なものです!

虫も明るい場所を目掛け集まってくるので仕方ないですが、

夏場は特にひどいですよね~。

カブトムシやクワガタムシなら、御近所の小さなお子様にあげたりして喜ばれるかも知れませんが。

 

 

 

お客様と一緒に物件下見に行った際、

エントランスが虫の死骸だらけで廊下にはセミの死骸が落ちていた、なんてケースも良くあり、

『物件は気にいったけど共用部の手入れがどうも・・・』

と、物件の申込に至らなかったなんて事もしばしばあります。

 

 

そういえばこんなことがありました。

実際に経験したトラブル・・・というか笑い話し?

新規の大家さんから、

『現在管理を委託している不動産屋があまり一生懸命に入居募集をしないから

長期間物件が空室となってしまっている。

何とか空室を埋めて欲しい!

との相談を受けました。

 

早速、物件の下見に行くと、建物は極端に古いこともないし、

立地もコンビニが近くにあり それ程悪くはない感じ。

可もなく不可もない物件です。

ですが よく見ると、廊下には蜘蛛の巣や虫の死骸が目立ち、室内の窓下あたりにも

小さな羽虫の死骸が気持ち悪くなるぐらい沢山落ちていました・・。

 

終了後、下見結果の報告と今後の募集条件の再確認をしに大家さん宅へ向かいました。

長期間 空室となってしまっている原因として考えられるのは、

室内外の環境が悪くなってしまっているから、あの状況では下見に来たお客様も

じっくりと見学することなく帰ってしまうのではないか?

専門業者さんをいれて、もう一度室内外の清掃をしていただいたほうが良いのでは?

とアドバイスさせていただきました。

 

すると大家さんの奥様が、出しかけたお茶を引っ込めて

「気がついたならあなた(樋口のこと)がキレイにすれば良いじゃない。

 業者に頼めばお金がかかるでしょ!!!」

と私に怒鳴りました。

 

今回始めて入居募集を手伝うかというほぼ初対面の人間に対し、

れだけの事を言えるとは すごい人だなと感心するとともに

「ああ管理している〇〇〇〇もこれがいやで放置しているのだなと」と思いました。

 

専門業者に頼めば金はかかるが、不動産屋を使えばタダで出来る。

入居募集をさせてやるのだから、こんな事はサービスでやれ!と言われたも同然です。

大家さんとは もめることなくお暇させていただきましたが、翌日 丁重にお断りの手紙を差し上げました。

確かに私たちのような町の小さな不動産屋は一件でも多く管理物件は欲しいですが、

お客様に一番近い不動産屋を罵倒するような大家さんとの取引は末永くは出来ません。

 

『草と虫』は夏場のアパートにとって一番厄介な存在ですが、

大家さんと管理不動産が一緒になって

頭をひねれば何か良い対策も考えられるし、そのことにより今の入居者さんも、

下見に来た入居者さんにもきっと喜んでもらえる筈です。

 

多少のお金は必要経費です。

家賃50,000円の物件が3ヶ月 空室なら150,000円にもなります。

150,000円入る入らないでは倍違います。

少しのお金が大きくなって帰るはずと思って、管理不動産屋からの意見を聞いてみてください!

 

キレイになると気持ちいいですね♪

 

 

ではまた~。

 

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