おやじによる
おやじブログ
2018.08.31おやじの日常
若かりし頃のおやじが不動産屋になるまで ～その１～
こんにちは。
おやじ２人で毎日頑張って営業中の
不動産屋リアルト長野の樋口 正志 
です。
今日は、私が不動産屋になるまでのお話しをしようと思います！
それは私がまだ”おやじ”ではなかった頃のお話し・・・。
私がまだ幼いころ、私の実家は結構長い間、借家住まいをしていました。
その借家住まいの頃、２度の立ち退きを経験しています。
この時にとにかく思い出のつまった住まいから引っ越すのが辛くてこう思ったんです！
『もう二度とこんな惨めな思いはしたくない！
いつか自分の家を持ちたい！
不動産屋に務めれば、自分の理想の家を持つことができるかな・・・』
そうです！
不動産屋になろうと思ったのは、こんな単純な思い付きがきっかけです。
とは言っても、不動産屋の知り合いもいないし、もちろんコネも
不動産屋になるにはどうしたら良いのか？何も分かりませんでした。
そこで、とりあえず当時勤務していた会社の総務部長さんに相談をしてみました。
（この総務部長さんは本当に良い人で、とても頼りになる方だったんです！）
不動産屋になりたいと話したところ、
「不動産屋になるには、宅地建物取引主任者っていう資格が必要だから
まずはその資格を取
ただ簡単な試験じゃないから、時間を作って専門の
と、アドバイスをしてくれました。
ん？いくら頼りになるって言っても、唐突な相談なのにアドバイス的確すぎない？
何でこんなに詳しいんだろう？と思って聞いてみると、
な、な、なんと！この総務部
どこまでも頼りになる総務部長さん・・・！
そして、そんな相談をして
すぐに上司に辞表を出し、その会社を辞めてしまいました。
（親や兄弟、誰にも相談せずに・・・生まれつきせっかちな私です。てへぺろ）
それが昭和６１年７月のことでした。
無職となった私は早速、資格を取得するために勉強を始めました。
資格試験は３ヶ月後！
本屋に行って、住宅新報社発行『宅地建物取引の知識』と
試験の過去問題集、予想問題集を片っ端から買ってきました。
当時付き合っていた彼女ともいったん距離を置いて、
一日１２時間の猛勉強。
（学生時代でさえ、こんなに勉強したことなかったので、それはそれは苦痛でした！）
それに勉強と言ってもどんな風に勉強したら良いか全く分からなかったので、完全独学です。
そのやり方というのは、
とにかく言葉をノートに書き出して、
書き出した言葉を繰り返し暗記していく方法です。
ついこないだ不動産屋になるにはこの資格が必要ということを知った私ですから、
問題集を見ても、初めて目にする言葉ばかりで、意味がまったく分からないんです。
でも言葉の意味を一つ一つ調べたりしてたら明らかに時間が足りない・・・。
なので、言葉の意味は分からないまま、書いて書いて書きまくって暗記しました。
それでもやっぱり時間が足りないので、
９００ページ弱ある「宅地建物取引の知識」を一度簡単に目を通しながら、
合格ラインや過去の問題傾向を参考に、得点率が高い部分を探し重点的に勉強しました。
自分が今どこまで勉強できている状況なのかとか、合格ラインに届いているのかとか、
正直全然わからないまま試験当日を迎えます。
１０月なのに肌寒く、試験会場の長野吉田高校までの坂を
そして、いよいよ試験スタート！
試験内容はというと過去問とパターンがだいぶ変わっていて、か
（おい、まじかよ・・・）
かなり苦戦しつつも、１時間３０分くらいで問題を終え、、、
試験終了！
そして試験会場を退室しました。
（当時は出来ましたが、現
結果が出るのを待ち遠しく思いながら、合格が発表されるまで約１ヶ月程
ドキドキしながら過ごしました・・・！ まだかな、まだかな～
そして遂に！
発表当日！
自分で見に行けなくて、代わりに兄に見に行ってもらいました！
結果、合格！！！ イヤッホー！！！！！！
「無事合格してたぞ！」と聞かされた時には嬉しくて嬉しくて震えました！！！
良くこんな難しい試験に合格することが出来たな！と自分で自分を称えました！！！
そんなこんなで昭和６１年１１月２５日 ６９４７号
長野県知事 吉村午良 の合格証書をいただきました。パチパチ～♪
そして合格した私は不動産業界にデビュー！
・・・するのですが、続きは次回！
ではまた～。
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